私は戦争に行った事がないし、とりわけ戦争に詳しいわけではない。
一つ言えるのは、戦争は「ドンパチ」するだけが戦争ではない。
多くをしめるそれ以外は全て「準備期間」 なのではないのか。
「ドンパチ」は最終の結果にすぎない。またはごく一部の象徴でしかない。
段取り事や作戦をたてる。橋を作る、道を作る、封鎖する。訓練する。
もしくは、戦闘員のモチベーションを高める。
パレードする。マスコミ操作して市民煽動するなども含めて。
すべて、「ドンパチ」に至らぬ地味な仕事なのである。/p>
結局、戦争とは総合力である。
「ドンパチ」だけにすぐれていても戦争には勝てないのだ。
それはとても「経営」によく似ている。
つまり戦争とは究極の仕事に他ならない。
現場のみがいくら優れていても経営はよくならないのだ。
ということは「ドンパチ 」やる人とは別にバックヤードで
準備する人がたくさん必要になる違いない。非戦闘員である。
塹壕掘る人、戦車や戦闘機のメンテする人、電気工事する人、
飯炊く人、橋つくる人、物資調達する人・・・
名もなきヒーローが実はバックヤードの随所に存在する。
準備することが軍隊を最強にさせるのである。
全て戦争はバックヤードで始まっている。
営業以外の仕事する人も実は全て営業員であるということ。/p>
これを忘れてはならない。
だから社長の仕事って「DMの封書あける事かよ!」と
ぼやいてはいけない。
100通のDMの中には、1通、大切な「救世主」がまじっている
かもしれない。
地道な事をやりつづける。
それも立派な経営なのである。